中国人ら乗せた貨物船が韓国沖で沈没 9人死亡、2人不明
韓国南東部の慶尚北道・浦項沖で5日、パナマ船籍の貨物船「CHENG LUI 15(8461トン級)」が沈没し、9人が死亡、2人が行方不明となっている。乗組員19人のうち18人が中国人、1人がベトナム人。人民網が韓国聯合通信社の報道を引用して伝えた。
韓国海洋警察は事件を受けて直ちに5隻の巡視船、および特殊捜索救助チームを派遣し捜索救助にあたっているが、気象条件が悪く、作業は難航している。海洋警察側は「事故があった海域は昨晩、強風と高波に見舞われたため、貨物船に近寄ることができなかった。今朝になって8人の生存者がいることがわかり、救助が進められている」としている。また、付近の海域から乗組員9人の遺体が発見されたほか、残る2人の行方不明者の捜索が続けられているという。(編集SN)
「人民網日本語版」2013年10月16日