中国企業は2014年、再び米国での上場のブームを迎えた。電子商取引(EC)や職業教育、医療・健康、ソーシャル・ネットワーキング・サービス、観光サービス、電子ゲーム、モバイルネットワークといった業界の中国企業20社近くが米国で上場した。中国EC大手のアリババは、ここ6年半の米国の新規公開株(IPO)融資額の記録を更新し、米国で融資額最大のIPOとなった。新華網が伝えた。
米国で上場するこれらの中国企業は、米国ひいては全世界の投資家に中国の経済成長を共有する機会を与え、米国と世界の他地域の資本市場に中国経済の発展及び中国企業のパフォーマンスをより注視させるものだと言える。こうした企業にとって、今後、中国国内や世界で直面するチャンスと挑戦はさらに大きくなる。米国での上場は中国企業の国際化の進展における「万里の長征の第一歩」にすぎないのだ。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年12月19日