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2014年9月23日  
 

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アリババの奇跡 小規模・零細企業に真似できるか?

人民網日本語版 2014年09月23日08:37

ネット通販大手の阿里巴巴(アリババ)は19日、激しくかき鳴らされるベルの音とともに、米国・ニューヨーク証券取引所に上場した。中国の富豪首位の座も、一夜のうちに主が変わったことになる。だが多くの人々に深い印象を与えたのはある小さいことだ。阿里巴巴の馬雲会長は取引開始のベルを鳴らさず、1990年代生まれの大学生、自閉症の児童が専門のリハビリ教員、腰の低い純朴な農民の商店経営者、家々の間を縫って荷物を配達する宅配便の青年など、8人の客にチャンスを与えた。阿里巴巴上場の熱狂を前にして、次のような疑問が何度も頭をもたげてくる。「阿里巴巴の奇跡は真似できるのか」、「中国にはここまで成長できる小規模・零細企業がどれくらいあるのか」という疑問だ。

阿里巴巴の奇跡を論じた文章の多くが、阿里巴巴の成功は特殊なものであり、だれでも真似できるわけではないとの見方を示す。だが馬氏の努力の積み重ねの半生、阿里巴巴のこれまでとこれから、ニューヨーク市場でベルを鳴らせる可能性のある起業家たちは、上場当日のパーティで馬氏が言った言葉を裏付ける。馬氏は「今はまだ『小さく』みえる企業や人を軽視してはならない。小さいということは、パワーがあるということ、明るい未来があるということを意味するからだ」と述べた。

中国の一般の人々にとって、起業やイノベーションが奨励される時代が、これまでのいつにも増して目の前までやって来ている。また人々はどんな時よりも小規模・零細企業がサナギを破ってチョウになるよい環境を待ち望んでいる。

中国共産党第18回全国代表大会以降、起業とイノベーションという言葉が人々の間に定着した。審査項目600件あまりをカットした政府機能の簡素化と権限の委譲から、登録登記の要件引き下げまで、営業税の増値税(付加価値税)への慎重な移行から、ネガティブリスト、権力リストによる自主的な制約まで、また中央政府から地方政府に至るまで、うち出された政策、採用された措置、努力して構築された緩やかなムード、包容力のある環境、法律による統治の局面などにより、阿里巴巴が登録した15年前より状況がどれくらいよくなっているか計り知れない。

ただ棚からぼた餅、ということではない。すべての政策的メリット、改革のメリットは、創造と努力からきたものだ。政府の創造だけでなく、企業のイノベーションや個人の努力による部分も大きい。創造は市場の洗礼を受けなければならない。馬氏は初めて利益を出すまでに、翻訳会社から情報サイト「中国イエローページ(職業別電話帳の案内広告ページ)」に至る小規模・零細企業の時期が経ており、さまざまなトラブルも経験している。


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