習近平国家主席はイランの最高指導者ハメネイ師とテヘランで会談した。人民日報が伝えた。
習主席は「中国側は常にイランの信頼できる協力パートナーであり、各分野の協力の深化を望んでいる。中国とイランは『一帯一路(1ベルト、1ロード)』共同建設の自然なパートナーだ。中国側はイラン側と発展計画を連結し、『一帯一路』の枠組でインフラ、コネクティビティ、生産能力、エネルギーなど各分野の協力を推進し続け、両国の協力が両国民に恩恵をもたらし、両国の友好が人々の心に一層浸透するようにすることを望んでいる」と述べた。
また「現在、国際情勢は深く複雑に変化している。中国とイランは共に発展途上国であり、両国民は長年の探索と実践を経て、自国の国情に合った発展路線を選択した。中国は終始変らずに平和的発展の道を歩み、独立自主の平和外交政策を遂行している。中国側はイラン側と国際・地域問題で支持し合い、世界と地域の平和・安定・発展を共に維持することを望んでいる」と表明した。
ハメネイ師は「中国側の『一帯一路』イニシアティブは時宜にかなったものだ。イランは『一帯一路』沿線の重要な国であり、『一帯一路』共同建設の過程において一層の役割を発揮したいと考えている。中国は重要な国際的影響力を持つ国だ。イラン側は中国側と意思疎通や調整を強化し、地域の安全・平和・安定を共に維持したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年1月25日