前菜に肉料理、スープとフルーツ、デザートでたったの10元(約170円)?福建農業大学(福建省福州市)のある学生食堂で10元ビュッフェの仮営業が始まり、手頃な価格が大勢の学生から支持されている。
同大学の在校生に取材したところ、このビュッフェは同大学安渓キャンパス内の第一食堂で、仮営業開始当日はキャンパス内の学生に「包囲殲滅」され、1時間余りで全ての料理が無くなってしまった。午前11時に来たという観光管理学科2年生の甘翠麗さんは「味はなかなかだった。特にトマトと卵の炒め物と肉団子の甘酢あんかけが美味しかった。それに普通の中華ビュッフェでメニューがこんなに豊富だとこれほど安くない」と評価。
一緒に来たという同級生の小蓮さんも「すごくおいしかった。薄い味つけで、私好みだった。特にフルーツがよくて、この価格でこんなにバラエティに富んだ果物は買えない」とその価格のお手頃な点について評価した。
しかし1人10元のビュッフェは本当に続けていかれるのか?と食堂の存続を心配する学生もいた。安渓茶学院党委員会の雷国銓書記は「経営していけるかどうか試されているのは食堂の経営者だけでなく、学生たちの素養や自覚も同様に試されることになる。経営が続けられた場合、大学の中で最も手頃なビュッフェとなるだろう」とした。(写真引用:東南網)(編集JK)
「人民網日本語版」2016年4月29日