ネットでは中国の食堂メニューが「8大料理と言われてきた中国9番目の料理」だと見なされている。トウモロコシと葡萄炒め、イチゴと肉の醤油煮込み等の「奇抜な料理」が相次ぎネットに登場したが、このほど武昌工学院(湖北省武漢市)内の食堂では、オレンジと肉炒め、ナスとバナナ炒め、胡瓜とドラゴンフルーツ炒めなどフルーツをメインにしたメニューシリーズが学生らの人気を集めている。
3月23日正午、同校の食堂には目新しいものを食べてみようという大勢の学生がわざわざ集まってきたため、オレンジと肉炒めなどの「フルーツおかず」が一時売り切れになっているのを筆者は見かけた。同校1年生の汪暁語さんは取材に対し、「早くから他校の奇抜料理のことを耳にしていたが、自分の学校の食堂に登場するとは思ってなかった」と話す。
同校飲食部の責任者は筆者に対して、「旬のフルーツの多くは消化吸収が良く、食欲不振を緩和することができる。3月21日からは学校の食堂に『フルーツおかずメニュー』を発売しはじめた。ひとたび売り出すと毎日の売り上げが25%増加し、学生達からも大きな人気を集めている」と語った。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年3月24日