中日韓経済発展協会の山東委員会がこのほど山東省青島市で発足した。「人民日報」海外版が伝えた。
同協会の権順基執行会長は、「この委員会の発足は日本資本企業、韓国資本企業、中日韓合弁企業の交流発展のために新たなプラットフォームを構築したものであり、中日韓の経済発展に重要な役割を果たすことは間違いない」と話す。
青島市にとって韓国は2番目、日本は3番目の貿易相手国だ。2015年の同市の対日韓輸出入額は149億4900万ドル(1ドルは約108.8円)に上り、輸出入額全体の21.3%を占めた。16年1~2月は19億9千万ドルで全体の43.7%を占め、このうち輸出は13億5千万ドルで全体の22.3%、輸入は6億4千万ドルで全体の21.4%だった。
データをみると、15年の日韓の対青島投資プロジェクトは377件に上り、前年比30%増加した。契約ベース外資導入額は19億5200万ドルで同36.6%増加し、実行ベース外資導入額は17億600万ドルで同53.3%増加した。16年2月末現在、日韓の対青島投資プロジェクトは累計1万4037件に上り、契約ベース外資導入額は322億2900万ドル、実行ベース外資導入額は217億4100万ドルだった。
16年2月末までに、同市が認可した中国から日韓への投資プロジェクトは216件に上り、投資額は2億8400万ドルに達した。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年4月28日