香港の巨匠・ジョニー・トー監督の新作香港ノワール「三人行THREE」が6月24日、夏休み映画として公開される。トー監督がメガホンを取り、游乃海(ヤウ・ナイホイ)がエグゼクティブ・プロデューサーを務めるほか、女優の趙薇(ヴィッキー・チャオ)、俳優の古天楽(ルイス・クー)、鐘漢良(ウォレス・チョン)の実力派俳優3人が主演する。新華網が報じた。
白衣を着ていても天使とは限らない。美人医師だからと言って、いつもラブストーリーの主役とは限らない。「三人行」で、趙薇は腕利きの脳外科医を演じている。この天才女医は「手術魔」で、毎日24時間、白衣をまとい、医師用のマスクをし、笑ったりリラックスしたりするひまもない。
警察、医師、マフィアの生死をかけた戦いにおいて、趙薇演じる医師は、「生死の前に全ての人は平等」という原則を曲げず、鐘漢良演じるマフィアの開頭手術を少しでも早くするために、警察に対して一芝居打つ。そして、医師として一線を越え、古天楽演じる警察と協力しようとするものの、頭のいい鐘漢良に見破られてしまう。趙薇は人としての「原則」を堅持できるのか。三人の命をかけた戦いの火蓋が6月24日、切って落とされる。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年5月4日