中国でも近年公開されている日本の映画はわずかなものしかなく、「ドラえもん」や「名探偵コナン」シリーズ、「NARUTO -ナルト-」、「聖闘士星矢」などアニメ以外には、実際の人間が演じる映画は上映されていない。今度はついに日本で25億円以上の興行収入を記録した青春映画「ビリギャル」が4月14日に封切られることが決まった。同映画は日本で昨年上映された映画であるものの、「日本の大学入試」、「逆襲」、「チキンスープ」などのキーワードが今でも中国で話題となっており、子供を励ますために、子供と共に映画館へ行きたいと思う親たちも多いだろう。人民網が報じた。
テストにも熱くなれる
今回発表された予告動画では、素行不良のギャルで、高校2年生で小学4年生程度の学力しかなかった少女・さやかが、名門・慶應義塾大学の現役合格を目指して奮闘する姿が描かれており、その決してあきらめない態度が人を熱い思いにさせてくれる。青春時代には、「恋愛」だけでなく、「勉強」にも熱くなれるのだ。
中国で多い青春映画と異なり、「ビリギャル」では、堕胎やケンカなどのシーンはない。それでも、波乱に満ちた青春時代を十分に描き出している。同映画は実話を基にした単行本版「ビリギャル」をリメイクしたものであり、堅い信念を持つさやかは、1年間一生懸命勉強して「逆襲の夢」をかなえる。