2016年4月6日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>カルチャー

中国映画専門の映画館が韓国の大学路に登場

人民網日本語版 2016年04月06日08:11

韓国ソウルの「大学路」は、韓国文化のエッセンスが集まる場所。春の日差しが温かい今月、中国映画を専門に上映する映画館がこの文化の中核地域で誕生した。近年、中国と韓国のさまざまな文化交流が活発化しており、韓国のポップミュージックや映画、ドラマなどが中国で流行を続けているほか、中国映画も韓国で人気となっている。人民日報が報じた。

今月1日、ソウル中国文化センターと「大学路」があるソウル鐘路区役所、東洋芸術劇場が共同で開設した韓国初の中国映画専門の映画館がオープンした。東洋劇場の第二、第三館に設置されている。在韓国中国大使館の文化参事官である、ソウル中国文化センターの史瑞林センター長、鐘路区の金永棕区長、東洋芸術劇場のユ・インテク代表などがオープンセレモニーに出席した。中国の張芸謀(チャン・イーモウ)監督の「紅いコーリャン(原題:紅高梁)」や韓国の郭在容(クァク・ジェヨン)監督がメガホンを握った中韓合作映画「更年奇的な彼女(中国題:我的早更女友)」が、オープニング映画に選ばれた。その他、「夜半歌声(The Phantom Lover)」、「モンスター・ハント(原題:捉妖記)」、「美人魚(The Mermaid)」など、良質な中国映画が順に上映される計画だ。

中国映画の無料上映で「中国ファン」獲得へ

韓国東洋大学の芸術劇院の院長を務める、同大学の映画専門客員教授・ユ・インテク氏は、韓国では著名な映画プロデューサー。ユ氏の協力の下、中国映画を専門に上映する映画館が設立された。ユ氏は取材に対して、「この映画館は計382席。今後、月曜日から金曜日の午後2‐4時まで、中国映画2作品が無料上映され、年間で中国映画数百作品が上映される計画。中国の良質な映画なら何でも上映できる」と説明した。

そして、「大学路には多くの劇場が集まり、さまざまなイベントが行われているため、韓国の若者がたくさん訪れる。この地理的メリットを活用し、毎週定期的に中国映画を無料上映することで、中韓両国の文化芸術交流が促進され、韓国の若者が中国映画に触れるきっかけを作り、中国映画の『ファン』になり、中国文化に興味を抱いて中国が好きになってくれれば」との見方を示した。


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント