第1回世界観光発展大会が5月18~21日に北京で開催された。世界143カ国の観光相、一部の国の政界要人、国連など国際・地域機関のトップ、国外の観光界の専門家らが出席した。中国が世界レベルの観光大会を催すのは初めてだった。
李克強総理は19日午前、人民大会堂で行われた第1回世界観光発展大会開幕式に出席し、挨拶した。李総理は「中国政府は観光業の地位と役割を大きく重視しており、観光業の改革発展を促す法規と政策措置を相次いで打ち出している。これは観光業を国民経済の戦略的支柱産業、民衆のより満足する近代的サービス業にするためだ」と表明。
●キーワード
【国民经济的战略性支柱产业】国民経済の戦略的支柱産業
【现代服务业】近代的サービス業
国連世界観光機関(UNWTO)タレブ・リファイ事務局長は、「今回の世界観光発展大会が中国で開催されるのは非常に適切。まず、中国は観光大国で、世界で最多の観光客を世界に送っているほか、中国は外国人観光客に人気の旅行先。また、中国は観光業の発展を通して貧困を解決しようと決心し、效果もあげている。中国政府は第13次五カ年計画(2016‐20年)期間に観光業を通して貧困層の17%が貧困脱却の大きな目標を制定している。特に、農村の観光業を発展させて貧困を解決する目標を掲げている」と評価する。
●キーワード
【联合国世界旅游组织】国連世界観光機関(UNWTO)
【旅游大国】観光大国
【脱贫】貧困脱却