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東京でパンダの故郷・四川省の観光説明会 

人民網日本語版 2017年12月13日09:54
東京でパンダの故郷・四川省の観光説明会 
挨拶する四川省旅游(観光)発展委員会の副巡視員・呂志軍氏(撮影・許永新)。

東京都内のホテルで11日、四川省観光説明会が開催され、四川省旅游(観光)発展委員会の副巡視員・呂志軍氏、中国国家観光局駐日本代表処の王偉・首席代表、一般社団法人・日本旅行業協会(JATA)海外旅行推進部の権田昌一部長らが出席し、挨拶した。人民網が報じた。

呂氏は挨拶の中で、「当省は『天府之国』と称され、パンダの故郷でもある。また、中国で最も観光資源が豊富で、九寨溝や黄龍、都江堰、楽山大仏、峨眉山などの世界遺産のほか、中国国家5A級景勝地が12ヶ所、国家級以上の観光資源が約400ヶ所ある。当省には、美しい自然の風景や長い歴史を誇る文化遺産、独特の民族風情があり、世界でも人気の旅行先となっている。今年1-9月期、当省を訪れたインバンド客は前年同期比4.28%増の延べ236万6000人だった。一方、アウトバンド客は延べ129万2000人だった。うち、前年同期比5.36%増の日本人観光客は延べ16万人だった」と紹介した。

そして、「現在、当省は世界各国と緊密に連携しており、投資の面で、中国西部で最も魅力ある地域の一つとなっている。現時点で、210ヶ国・地域と貿易があり、米誌フォーチュンが毎年発表している世界トップ企業500社のうち、当省に進出している企業は321社ある。当省は中国の対外開放協力の重要な窓口となっている。近年、中国と日本の交流・協力も深化し続けており、貿易の往来も日に日に盛んになっている。今年8月1日、四川省政府と独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)は、業務協力に関する覚書(MOU)の更新調印を行い、外食・食品産業等のサービス業、高齢者介護・ヘルスケア分野、自動車、電子情報、航空産業などの分野の協力について話し合い、積極的に協力を推進することで合意した」と語った。

王首席代表は日本語で挨拶し、「9月の時点で、今年中国を旅行した日本人観光客は約4%増えた。これはとてもいいニュースで、今後も期待できる。四川省は中国でもとても長い歴史を誇る地域で、四川料理は日本でも広く知られている。その他、四川省は日本人がよく知っている三国志の中心地域でもある。当代表処は今年3-4月、四川フェスティバルを開催し、多くの日本人が訪れた。最初は来場者があまり来ないのではと心配していたが、1日平均2万5000人が訪れた」と語った。

権田部長は挨拶の中で、「四川省は九寨溝やパンダ、四川料理が有名なだけでなく、その他にも日本人観光客が行って遊んだり、学んだりする価値のある場所がたくさんある。例えば、仏教の聖地・峨眉山や世界遺産の楽山大仏などがあり、観光資源はとても豊富。今年は日中国交正常化45周年で、来年は日中平和友好条約締結40周年。さらに、2020年には東京五輪、22年には北京冬季五輪があり、両国で大型イベントが開催される。日中の観光産業、観光交流がますます発展することを願っている」と語った。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年12月13日


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