中日国交正常化45周年を記念する「日中著名画家二人展」が7-10日、東広島市にある仙石庭園で開催され、東京藝術大学の副学長である保科豊巳氏と中国の中国水墨画一級画師、書道家である衛理氏の作品30点が展示されている。人民網が報じた。
保科氏は、著名な現代美術家、教育家で、ポストもの派のインスタレーション芸術家だ。その作品は、現代的美的理念の水墨芸術作品にもマッチしている。一方の衛理氏は中国の実力派水墨画家で、その作品はフランスパリの「グラン・パレアートサロン展2018」に入選した。
同イベントの開幕式では二人が対話するプログラムがあり、保科氏は水墨芸術の現状や発展について語り、衛理氏も中国の現代水墨の発展動向を紹介した。
同イベントを企画した東京SHANBARAアートスペースの創始者・肖金徳氏は開幕式で、「中日文化には同じ根源があり、中日の芸術家の交流は、互いの短所を補い、互いに参考にし合うことにより、東洋の芸術に寄与することができる」と語った。
仙石庭園は、敷地面積2万平方メートルで、日本最大の石庭園。山名征三さんが、20年かけて日本全国から集めた総重量約3000トンの石3000個が展示されている。山名さんは開幕式で、「当園は今後、芸術創作の窓口として、定期的に芸術交流展を開催し、芸術発展促進に貢献したい」と語った。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年12月11日
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