カナダ政府、7ヶ所の在中ビザサービスセンターを増設

カナダのジャスティン・トルドー首相はこのほど、就任後2回目となる中国公式訪問の旅をスタートした。トルドー首相は4日午前、最初の訪問先となった新浪公司の本社を訪問、中国人旅行者4人とカナダ旅行を話題に会話をすすめ、来年開幕する「中国-カナダ観光年」のプラットフォームについて紹介した。北京日報が報じた。

トルドー首相の談話内容は以下の通り。

「カナダは多様性ある景色と世界一流レベルの都市を擁している。海、山、北極諸島があり、北方には森林・湖もある。中国人観光客がカナダを訪れ、これらの地を自ら体験してほしい。来年は『中国-カナダ観光年』だ。中国人観光客のカナダ訪問の旅をより簡便化するために、カナダは中国各地に7ヶ所のビザ申請サービスセンターを開設した」。

2016年、中国・カナダ両国は2018年を「中国-カナダ観光年」とすると宣言し、両国観光客の双方向の往来拡大を促進するための協力について合意した。双方が署名した観光協力に関する合意書によると、両国政府は、2025年までに両国の観光客数をそれぞれ倍増する目標を掲げることに同意した。カナダ観光局の統計データによると、2017年9月の時点で、今年カナダを訪れた中国人観光客数は55万7178人に達し、中国は、カナダで成長が最も速い観光客源国となった。（編集KM）

「人民網日本語版」2017年12月6日