中国の若者「老後」を語る 心配なのは親?それとも自分? (2)

人民網日本語版 2019年03月15日10:46

〇「企業職工基本養老保険基金の中央調整の割合を引き続き高めることに期待」が58.1%

今年の両会の政府活動報告では、一連の高齢者関連対策・措置が打ち出された。このうち、若者が最も期待を抱いているのは、具体的にどのような政策なのだろうか?調査において、「企業職工基本養老保険基金の中央調整の割合を引き続き高めることに期待」と答えた若者は58.1%に達し、「養老保険の省級統一運営改革のスピーディな推進に期待」とした人は57.0%、「一部国有資本を社会保険基金に充当することを期待」は46.4%だった。

民間企業で働く「80後」の張厳輝さんは、山西省出身で、現在は西蔵(チベット)自治区の拉薩(ラサ)で働いている。そのため山西に帰省できるのは、せいぜい2、3カ月に1度という。一人っ子である張さんは、一人っ子を対象とした「実家に戻り親の面倒を見る」ための休暇に対して深い関心を抱いており、「できるだけ早急に全面的な実施を始め、若い人がこの休暇を確実に利用できる政策が整うことを期待している」と話した。

今回の調査に回答した若者の年齢別にみてみると、「00後(2000年以降生まれ)」が2.0%、「95後(1995年から2000年生まれ)」が8.5%、「90後」が38.0%、「85後(1985年から1990年生まれ)が32.8%、「80後」が18.7%。居住地別では、「一線都市」が25.6%、「二線都市」が46.5%、「三線・四線都市」が23.4%、「城鎮・県城(県政府所在地)」が3.9%、「農村」が0.6%だった。(編集KM)

「人民網日本語版」2019年3月15日

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