北京市延慶区にある北京国際園芸博覧会(北京世園会)の会場で、色とりどりの「エコロジー花車」10台によるパレードの公開リハーサルが初めて行われた。北京世園局によると、162日間の会期中、来場者のために花車パレード180回が披露され、会場内を巡回する。花車はそれぞれ異なる文化テーマに基づきデザインされており、来場者は色とりどりの華やかな花車の上で行われる素晴らしいパフォーマンスから、中国文化と世界文化の融合を感じることができる。新華社が報じた。
北京世園会の担当者は、「花車パレードは、毎日午後に開催される常設イベントで、いわば『移動する舞台』として、世園会のテーマを体現すると同時に、来場者とのインタラクティブも実現する」と紹介した。
これらの花車は、生花と観葉植物などで作られた立体彫刻を創作元素としており、その長さは10メートル、幅は5メートル、高さは7メートルとなっている。花車に飾り付けられる生花は約20万株に達し、活き活きとした人物や動物・野菜・果物などの造型物を創り上げ、科学技術と生花生態をコラボさせることで、極めて優れたレベルに達している中国のフラワーアートを余すところなく表現する。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年4月19日