開花シーズンを迎え、薄紫色の花が風に揺れる様子(撮影・王亜東)。 |
上海市のある藤園には樹齢470年以上のフジがある。嘉靖年間の郷賢・詩人である董宜陽が自ら植えたとされている。大地に春がおとずれ、この数百年の時を重ねてきたフジの花も再び開花し、多くの観光客が花見に訪れている。
記者が16日に得た情報によると、このフジの高さは3.7メートル、幹の太さは1.5メートル。東西に24メートル、南北に14メートルにわたって広がっている。長年に渡り風雨にさらされたが、その枝は依然として生き生きと生い茂り、この藤園の「宝」と呼ばれている。このフジは最近開花シーズンを迎えた。薄紫色の花が風に揺れ、あでやかな姿で生き生きとしたエネルギーを感じさせている。(編集YF)
「人民網日本語版」2019年4月17日