2019年中国北京世界園芸博覧会(北京世園会)は、4月29日から10月7日まで、北京市延慶区で開催される。現在のところすでに会場内の主要施設や公共景観、インフラの建設はほぼ完了しており、各種準備作業は予定通り進んでいる。すでに110の国家と国際機関の出展が確定しており、来園者は延べ1600万人に達する見込み。中国中央電視台(央視)のニュースアプリが伝えた。
2年あまりの建設期間を経て、北京世園会会場の全体建設工事はほぼ最終段階に入っている。中国館や国際館、生活体験館、永寧閣、付属サービス施設など公共エリアの主要建築物は全面的に竣工しており、媯汭劇場も今月初旬に完成し、高木の植樹作業も終わり、地被植物の植栽も今月中旬に完成する。
現在までに、世界86ヶ国、ユネスコ及び世界気象機関など24の国際機関が、出展の意向を書面で確認済みで、A1認定の大規模国際園芸博覧会としては、海外出展者数の最高記録を更新した。同会場には、41の屋外展示エリアが設けられる。
北京世園会は「百園の園」となる。海外出展者の展示エリアのほか、省区市(省・自治区・直轄市)、企業、百果園、百蔬園、百草園など特色を備えた100以上の展示エリアも設けられる。各省区市および香港地区・澳門(マカオ)地区・台湾地区の展示エリアは、すでに90%以上が完成している。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年4月11日