民間の対抗が激化 日韓関係はさらなる膠着状態に (2)

人民網日本語版 2019年07月09日16:13

■訪日韓国人観光客が初めて減少

日本の「精密攻撃」への韓国国民の反応も激しい。最近、韓国ソウルの一部スーパーでは、ビールやタバコなど日本製品が商品棚から撤去され、「日本製品は売買せず」とのスローガンが貼られてすらいる。ソウルの日本大使館前に集まり、ユニクロ、三菱、ホンダなど日本企業の商標が印刷された紙の箱を足で踏みつける抗議者もいる。

SNSでは日本製品ボイコットを呼びかける声が高まり、韓国最大の検索エンジン「Naver」では「日本製品ボイコット」が人気ワードとなっている。韓国大統領府ウェブサイトでは「日本の経済制裁への報復を政府に求める」請願者がすでに3万3000人に達したほか、来年日本で開催される夏季五輪のボイコット、日本車ボイコットの請願もある。

そればかりか、日本へ観光に行かないよう韓国国民に呼びかける人もいる。実際には過去1年間の両国関係悪化に伴い、今年1~5月の訪日韓国人観光客数はすでに5%近く減少している。ここ8年間で初の減少だ。訪日韓国人観光客数は今年さらに減少すると予測される。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年7月9日

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