「8月15日」――人類の歴史において銘記すべき日だ。74年前の今日、日本侵略者は無条件降伏を宣言した。正義が邪悪に打ち勝ち、光明が暗黒に打ち勝った。新華社が伝えた。
正義は打ち負かすことができない。日本軍国主義の発動したあの戦争は、中国人民を含む世界の人々に多大な傷を与え、書き尽くせぬほど多くの戦争犯罪を犯した。亡国という民族の危機を前に、中国人民は奮起して抵抗し、凶悪極まる侵略者を打ち負かした。これは近代以降、中国が外敵の侵入に抵抗し、反撃を加えて、初めて勝ち取った完全な勝利だった。歴史の潮流は滔々と流れ、押し止めることができない。
前へ歩む者は誰しも、歩んできた道を忘れることはできない。戦争の硝煙はとうに消え去ったが、戦争の残した記憶を中国人民は骨身に刻んで忘れない。また、それゆえに中国人民は戦争をより深く理解している。平和は勝ち取る必要のあるものであり、平和は守る必要があるものであることを、中国人民は熟知している。誰もが平和を大切にし、平和を守って初めて、誰もが戦争の痛ましい教訓を銘記して初めて、平和には希望がある。戦争を記念するのは恨みを抱き続けるためではなく、善良な人々の平和へのあこがれと堅守を喚起するためだ。