暴力と混乱を制止して初めて香港には未来がある

人民網日本語版 2019年08月19日11:36

8月17日午後、香港各界の人々が金鍾の添馬公園に集まり、大集会「暴力反対、香港を救え」に参加した。雷雨にも関わらず、集会に参加した市民の列は数百メートルにも及んだ。会場では五星紅旗と香港特区区旗がはためき、「警察と厳正な取締りを支持する」「私は中国を愛する、香港を愛する」とのスローガンが叫ばれ続けた。集会に参加した市民らは「天気がどんなにひどくとも、出てきて声を挙げ、あらゆる形の暴力に反対して、香港が早急に平穏を取り戻し、経済立て直しに力を集中できるようにしなければならない」と述べた。人民日報が伝えた。

2カ月余り続いている過激なデモ活動は、すでに香港の繁栄と安定を深刻に損ない、香港を危険の深淵と引きずり込んでおり、国家を愛し、香港を愛する全ての人々が深く憂慮している。「香港がこれ以上混乱し続けてはならない」と考える人が増えている。まさにこうした中、香港各界の人々は次々に立ち上がり「警察を支持」し、断固として暴力に「ノー」と言っているのだ。まさにこうした中、香港市民数十万人が大集会「暴力反対、香港を救え」で、「混乱はもうたくさんだ、暴力を止めろ、民衆をかき乱すな、破壊を止めろ、法治を守れ、分断を阻止しろ、正常な軌道に戻れ」との7つの訴えを表明したのだ。現在、全ての香港市民に与えられた選択は非常に明確だ。つまり暴力と混乱を制止し、秩序を回復することだ。

平和と安定は日光や空気のように、享受している時は意識しないが、失われると生存できない。エスカレートし続ける不法集会と暴力的突撃によって、空港は麻痺し、交通は渋滞し、店舗は閉業し、香港の経済と民生の根幹は深刻に揺らいでいる。香港を訪れる旅客数は7月中旬から減少し続け、8月初めには減少幅が31%にまで拡大し、飲食業、小売業、観光業などサービス業にとって大きな打撃となっている。暴力デモ行進の「つけ」を払わされるのは普通の民衆だ。香港生産力促進局の調査では、中小企業経営者の信頼度指数は過去3年で最低水準にまで落ち込んだ。そればかりか、香港経済が衰退に陥る危険性が急激に高まっており、すでに特区政府は2019年の実質経済成長率予測をこれまでの2~3%から0~1%に下方修正した。

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