香港警察は15日、6月9日から現在までの間に、過激化する抗議デモによって、177人の警察官が負傷したと発表した。この間に、警察は計748人の過激デモ参加者を逮捕、検察は115人を起訴した。新華社が報じた。
香港特区政府警務処公共関係科の江永祥高級警司は、15日に開かれた記者会見において、「負傷した警察官の中には、11人の婦警が含まれている。起訴された115人のうち2人は、香港国際空港での暴力事件に関する容疑者。この2人の容疑者は、27歳と28歳の男で、13日夜、空港内に足止めされた大陸部住民を緊急援助するため空港に入ろうとした警察を暴力的に阻止した」と話した。
江高級警司は、「14日夜、大勢のデモ参加者が、深水■(■は土へんに歩)や天水囲など複数の警察署を包囲・襲撃し、警察官を攻撃した。警察は、不法集会の開催、爆竹・花火の不法使用、国旗に対する侮辱、攻撃性武器の所持、器物損壊、放火未遂などの容疑で17人を逮捕した。逮捕された17人の年齢は15歳から61歳の間で、15人が男性で2人が女性だった」と続けた。(編集KM)
「人民網日本語版」2019年8月16日