最近、米国の一部の政治屋は立て続けに香港について発言し、香港の事にあれこれ口出しし、中国の内政に荒々しく干渉し、さらには公然と香港問題を中米経済貿易協議とリンクさせて「香港で暴力事件が発生すれば、われわれが合意に達するのはさらに難しくなる」と述べている。中国内部の事を二国間の経済貿易交渉と一緒くたにすることで、米国の一部政治屋が中米経済貿易問題においてすでに理性を喪失していることが示されただけでなく、香港を混乱させることで中国を抑え込むという彼らの腹黒い魂胆も露呈した。ただ、彼らの企みは完全に見込み違いだ。中国が原則問題で取引をすることは断じてあり得ず、香港の事への外部勢力の介入を許すことも断じてあり得ない。
米国による中米経済貿易摩擦のエスカレートは再三壁にぶつかっており、米国国内と世界各国の方々から反対の声が挙がっている。米国の一部政治屋は香港問題を利用して新たなトラブルを引き起こそうともしている。まさにニューヨーク・タイムズが指摘したように、香港動乱を対中貿易交渉のカードと見てから、米側は香港の過激なデモ参加者へのさらに強い支持をはっきりと示すようになった。だが米国の一部政治屋は、主権問題が交渉の許されない、中国外交の越えることを許さぬレッドラインであることを忘れているようだ。世界第2の経済大国が主権問題で取引することを期待するとは、まるで「痴人夢を説く」だ。これは米国の一部政治屋が体は21世紀にありながら、思考はまだ旧時代に留まっていることを示すものに他ならない。
香港は祖国復帰以来、中央政府の支持の下で、国際金融・海上輸送・貿易センターとしての地位を強固にし続けており、多くの国際機関から世界で最も自由なエコノミー及び最も競争力ある地域の1つと評価されている。香港にとって「一国二制度」は最大の優位性であり、国家の発展に融け込み、「一帯一路」を共同建設し、「粤港澳大湾区」(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市圏)建設を実施することは、香港の長期的な繁栄と安定を保障する重大な決定であり、香港はさらに素晴らしい明日が期待される。実際には、米国の一部政治屋は香港の過激なデモ参加者の極端な暴力行為を無視し、犯罪分子と気脈を通じている。その悪だくみは明々白々だ。つまり香港を混乱させて、さらには中国の発展を牽制する目的を達成しようと愚かにももくろんでいるのだ。