今年75歳になる劉立忠さんは第一陣の国家級無形文化遺産に指定された磁州窯焼成技術の代表的伝承者で、河北省邯鄲市にある磁州窯塩店遺跡博物館の館長を務めている。代々陶磁器生産に携わる家に生まれた劉さんは四代目。陶磁器を作るようになって以来、劉さんはずっと伝統技術を守り、研究してきた。劉さんが整理し、掘り起こしたことで、伝統的な磁州窯焼成の72工程が完全な形で保存され、継承されている。また、20項目以上の途絶えていた装飾技術も復活させた。新華網が伝えた。
磁州窯は中国北方の民窯体系で、古代民間窯の傑出した代表。磁州窯の文化と技術をより良く継承していくために、劉さんは前後して百人以上の弟子を取り、若い世代に磁州窯焼成の伝統技術工程を伝えている。(編集AK)
「人民網日本語版」2019年9月19日