中国の国宝紹介番組「如果国宝会説話」が本に 5ヶ国語で刊行へ

人民網日本語版 2019年08月19日15:00

中国中央テレビ局(CCTV) のドキュメンタリー番組「如果国宝会説話(Every Treasure Tells a Story)」(全100話)の多言語版書籍が16日、北京で刊行された。中国新聞網が報じた。

ドキュメンタリー「如果国宝会説話」は、中共中央宣伝部、中央広播電視総台、国家文物局が共同で実施した国家プロジェクト。現時点で、シーズン1と2が放送され、好評を博している。今回、シーズン1の書籍版が中国語と英語、フランス語、スペイン語で、シーズン2の書籍版が中国語で刊行された。

内容の構成を見ると、書籍版は、ドキュメンタリーで毎回紹介される国宝25点全てをカバーしており、各国宝の背後にある、あまり知られていない変化に富んだエピソードを、生き生きと紹介している。また、文化財の製作工程などの紹介も添えられており、その内容全体を通して知識を増やすこともでき、人文的な要素や芸術性も備えている。

今後、書籍版は各シーズンともに中国語と英語、フランス語、スペイン語、アラビア語で刊行される計画だ。最終的に全4シーズン、20巻が刊行される。多言語で発行される書籍版を通して、中国国内外の読者に国宝文化財100点をめぐるエピソードや製作工程、その背後にある中国文化、歴史などを紹介する。(編集KN)

「人民網日本語版」2019年8月19日

  

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