韓国・聯合ニュースによると、韓国の李洛淵首相が22日から24日にかけて訪日し、韓国政府を代表して徳仁天皇の即位の礼に出席する。日本が輸出制限を発動して以来、韓国側から最高レベルの訪問となる。今回の訪日が、膠着して久しい両国関係の改善になるか外部は注目している。人民日報海外版が伝えた。
■単独会談が実現するかが焦点に
現在、日韓トップの会談はほぼ停滞状態にある。首脳間の意思疎通がない状況では、両国間の対立を解消するブレイクスルーは難しい。9月下旬の国連総会でも、日本の安倍首相は李首相と単独で会談しなかったため、今回単独会談が実現するかどうかは未知数だ。
NHKは以前、安倍首相が式典出席時に李首相と短い会談を行うことを検討していると報じた。だが現時点で韓国国務総理室から単独会談の実施に関する発表はない。会談が行われた場合、昨年10月に戦時労働者問題で両国間の緊張が激化して以来最高レベルの会談となる。