サイバー空間のグローバル・ガバナンスを共同推進 (2)

人民網日本語版 2019年10月23日10:45

サイバー空間のグローバル・ガバナンスの推進においては、害を避けて、インターネットが人類により良く幸福をもたらすようにすることが肝要だ。2015年の第2回世界インターネット大会で習主席は「サイバー空間運命共同体の構築」という理念を初めて打ち出し、インターネットの発展を管理するうえでの「4つの原則」と「5つの主張」について深く詳しく説明して、国際社会の広範な関心と賛同を得た。これはすでに世界インターネット大会の永久のテーマとなっている。このほど世界インターネット大会組織委員会はコンセプトペーパー『サイバー空間運命共同体を手を携えて構築』を発表。サイバー空間運命共同体構築の時代的背景、基本原則、実行の道筋、ガバナンスのフレームワークについて深く詳しく説明し、「共同で発展を推進し、安全を守り、ガバナンスに参加し、成果を分かち合う」との意向を伝えた。サイバー空間運命共同体の構築に関する中国の主張は、日増しに各者に共通する努力方向となっている。

今年は中国がインターネットに完全に接続してから25周年でもある。『中国インターネット発展報告2019』によると、2019年6月時点で中国のインターネット利用者は8億5400万人に上る。2018年に中国のデジタル経済は31兆3000億元規模で、対GDP比は34.8%に達する。こうしたデータは、ガバナンスが適切でさえあれば、インターネットは一つの国さらには全世界に深く積極的な変化をもたらすということを物語っている。

中国はインターネット大国からインターネット強国へと向かう征途の行進において、常に責任ある大国としての役割を発揮し、サイバー空間発展の貢献者、サイバー空間開放の推進者、サイバー空間安全の防衛者、国際サイバー空間ガバナンスの建設者であるべく努力している。中国はサイバー空間の国際交流・協力を深め続け、発展のノウハウを積極的に共有し、サイバー空間運命共同体の構築を積極的に後押ししている。これは世界と人類に幸福をもたらす重要な事業だ。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年10月23日

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