我々は、第1回中日ハイレベル人的・文化交流対話は大変成功したと考える。双方はこれまでに得た人的・文化交流の成果を認め評価したうえで、次の段階において中日人的・文化交流の新時代をどう切り開くかについて、8つの重要な共通認識にいたった。特に双方は2020年を「中日文化スポーツ交流推進年」とすることを決め、この勢いを2022年の北京冬季五輪まで継続させることで合意した。
我々は、複雑で変化に富む国際情勢を前に、中日両国は調整を強化し、多国間主義を堅持し、多角的貿易体制を維持し、現代の国際システムにおける国連の中心的役割を支持するべきだと考える。
この地域の重要国である中日双方は連携して地域協力を推進し、早期に東アジア地域包括的経済連携(RCEP)に調印するべきだ。中国側は安倍首相が来月中国を訪れて中日韓サミットに出席し、3者協力が新たな段階に入る後押しをすると同時に、中日韓自由貿易協定交渉の推進を加速し、アジア経済の統合プロセスを促進することを歓迎する。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年11月26日