外国人と自国民を平等に扱い、差別なく防疫

人民網日本語版 2020年03月03日14:05
外国人と自国民を平等に扱い、差別なく防疫

外交部(外務省)の趙立堅報道官は2日の定例記者会見で「最近中国各地で外国人入国者に対して実施している対策措置は中国の法規と合致するものであり、中国側は外国の国民と自国の国民を平等に扱い、差別なく相応の措置を実施している」と表明した。

趙報道官は「現在の状況下、中国各地は現地の感染症対策の必要性に基づき、感染状況の深刻な国や地域からの人々に対して、入国後に体温測定、自宅隔離、指定施設での医学観察等の検査・検疫・感染防止措置を講じている。こうしたやり方は中国の法規と合致するものであり、感染症対策にとって必要であるとともに、国境を越えた感染拡大を有効に阻止でき、中国と各国の感染症対策にとって有利だ」と指摘。

「感染状況の推移に基づき、中国の地方政府は外国から中国に来た人々に対する入国後の対策措置を速やかでダイナミックに調整する。中国側は外国の国民と自国民を平等に扱い、無差別に相応の措置を実施しているうえ、当事者の理にかなった懸念に十分に配慮し、必要な保障と助力を提供している。中国側の講じた感染症対策措置によって、感染症の拡大は有効に速度を緩め、ウイルスの人から人への感染が阻止された。世界保健機関(WHO)はこれを高く評価している」と述べた。

さらに「感染状況の深刻な国の人々は、来中する際に中国側の対策措置を十分に理解し、積極的に協力し、感染症の関連リスクを共同で防ぎ、自らと他者の健康と安全をしっかりと守ってもらいたい」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年3月3日

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