「中国謝罪論」は根拠も道理も皆無  国際社会では中国を支持する声が主流

人民網日本語版 2020年03月09日13:27

米FOXニュースの司会者Jesse Wattersが先日「新型コロナウイルスの発生源は中国」と妄言を吐き、中国人に正式な謝罪を要求した。これに対して中国外交部(外務省)は「『中国謝罪論』には全く根拠も道理もない。ウイルスがどこから発生したのかは、現時点でまだ定説がない。ウイルスがどこから発生したのであれ、中国と流行の発生した他の国々は同様にウイルスの被害者だ」と強硬姿勢を示した。中央テレビ網が伝えた。

現在、中国は全国の力を挙げて、「信念を堅める、同舟相救う、科学的予防・治療、ターゲットを絞った政策」という総要求に従い、しっかりと取り組み、時間と競争し、病魔と対決している。感染症との戦いの努力と成果は世界の誰の目にも明らかであり、中国のパワー、中国の効率、中国のスピードは国際社会の広範な賞賛を得てもいる。

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は感染予防・抑制面の中国の行動に注目し続け、積極的な評価を繰り返ししている。テドロス事務局長は「中国の防疫の成功経験は世界が学ぶに値する」「政府の力以外に、全社会、全民衆の力も動員する必要がある。そうして初めて各国は感染症と戦う行動において進展を得ることができる」と述べた。

疫学、ウイルス学、臨床管理、公衆衛生分野の各国の専門家25人からなる合同専門家視察チームが中国で9日間の視察を行い、導き出した結論は「中国はこの未知のウイルスに対して歴史上最も勇敢で柔軟かつ積極的な感染予防・抑制措置を講じ、10万の症例の発生を回避または少なくとも予防することに成功し、国際的な感染拡大を防止する強力な第一防御線を築きもした」というものだ。

中国は自国民だけでなく世界の人々も保護している。テドロス事務局長は「中国の講じた大規模な感染予防・抑制行動によって世界はより安全になった。この点を認めないのは間違っている」と直言した。国連のグテーレス事務総長は「正常な生活を犠牲にすることで全人類に貢献した」と中国国民を称賛した。

現在までに世界170か国余りの首脳と40余りの国際・地域組織のトップが中国の指導者に書簡や電報を送り、声明を発表して見舞いの意と支持を表明し、感染症との戦いにおいて中国の講じた措置とその積極的な成果、および感染拡大を阻止するために払った多大な犠牲を高く評価した。

感染症は人類共通の敵だ。全世界が力を合わせて感染症と戦っている肝心要の時に、国際社会が一致して認める事実を前に、「中国謝罪論」をまき散らす。全く道理のない、荒唐至極なこの発言は、感染症の政治問題化というJesse Wattersのごとき人物の卑劣な企てを暴露するだけであり、共同で感染症と戦う世界の歩みを阻害するだけである。協力することで偏見を阻止し、科学を用いて愚昧に打ち勝つ。これは全ての人々に共通の責任である。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年3月9日

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