3Dプリンターで外壁を作る。リアルタイムでアンモニアや硫化水素などの大気指標をモニタリングする。リアルタイムでトイレの使用状況を表示する。清潔で機能が揃った現代的なスマート公衆トイレが最近、南京駅南広場で正式に使用開始された。中国江蘇網が伝えた。
9日に現場を取材したところ、3Dプリンターで作った波紋型の外壁が現場で取り付けられていた。中に入ると大きなディスプレイがあり、トイレ内のアンモニアや硫化水素などの大気指標、及びトイレの使用状況などがリアルタイムで表示されていた。この公衆トイレの建築面積は約210平方メートルで、1類公衆トイレとなっている。うち男子トイレでは、しゃがんで用を足すタイプの便器は6つ、洋式便器は1つ。女子トイレでは、しゃがんで用を足すタイプの便器は13、洋式便器は3つ。さらにベビー用の個室があり、小型の洋式便器、おむつ交換台が設置されている。冬に寒くなることを考え、公衆トイレの手洗い場には給湯器やハンドドライヤーなどがある。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年4月14日