ベトナム外務省の報道官は今月9日、「3月30日、ベトナムの国連代表団は、西沙諸島と南沙諸島の領有権を主張すべく、南中国海の主権をめぐる中国の2通の覚書に反対する口上書を国連に提出した」と明らかにした。
これを受けて、外交部(外務省)の趙立堅報道官は14日、北京での定例記者会見で、「西沙諸島と南沙諸島は中国の領土だ。ベトナムの関連主張は『国連憲章』や『海洋法に関する国際連合条約』などを含む国際法に違反し、非法で無効なものだ」と述べた。
中国国際放送局より 2020年4月15日