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日本長崎に停泊のクルーズ船感染者数148人に 陰性の乗員は早期帰国へ

人民網日本語版 2020年04月26日14:55

日本の政府関係者は24日、日本の長崎県長崎市に停泊中のイタリア船籍のクルーズ船「コスタ・アトランチカ」で、乗員91人が新型コロナウイルス肺炎に感染していることが確認されたと明らかにした。先週、乗員623人から感染者1人が確認されたことを受け、関連当局により乗員290人に対する緊急の検査が実施された。現在すでに全乗員623人の検査を終了し、船内のクラスター(感染者集団)は計148人となっている。中国新聞網が伝えた。

日本の加藤勝信厚生労働大臣は24日、検査で陰性が確認された乗員は早期に帰国させる考えであることを明らかにした。長崎市の自治体関係者も記者会見で、「我々も早急にこれらの作業を終えることを切望している」とした。

クルーズ船「コスタ・アトランチカ」は、修繕のために長崎市の三菱重工業長崎造船所香焼工場に停泊していたため、乗客は乗せていなかった。現在、同船はすでに隔離されている。現地関係者によると、重症患者1人が病院に搬送されている以外、乗員の感染者は軽症または無症状であるため、現在クルーズ船に留まっているという。(編集TG)

「人民網日本語版」2020年4月26日 

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