中国の崔天凱駐米大使は5日、中国中央テレビのインタビューに「最も早く症例の報告された地域がウイルスの発生源とは限らない」と述べた。中国新聞網が伝えた。
崔大使は「現在米国でも欧州でも武漢より早い症例が見つかっている。その背後の原因は科学者によって解決される必要がある。ウイルスの発生源に関する科学界の一致した見解は、自然界で発生したものであり、どこかの研究所から出てきたものではないというものだ。我々はやはり事実を信じ、科学を信じるべきだ」と指摘。
さらに「我々は一貫して感染症との戦いで中米が協力を強化する必要性を主張している。現在までに米国が中国から調達した、または中国の各省・市や社会団体が米側に寄贈した物資はすでに膨大な量に達している。例えばマスクはすでに47億枚を超える(米側が調達したものと、中国が寄贈したものを含む)。言い換えるなら、米国人一人一人に中国からのマスク15~16枚を分けられることになる」と説明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年5月6日