米メディアは24日、共和党上院議員全国委員会が選挙組織に送ったメモを明らかにした。メモは57ページで、「積極的に中国を非難する」ことで感染症の危機に対処するよう共和党の候補者に提言している。
これについて中国外交部(外務省)の耿爽報道官は27日「中国は米国の一部の人々が中国を米国の選挙政治に無理やり引き込み、中国を持ち出して得票を図ることに断固として反対する。米国の一部の人々が感染症を利用して中国を非難し、中国のイメージを悪くし、中国側の利益を損なうことにも断固として反対する」と述べた。
耿報道官は「米側は『中国側は虚偽情報を撒き散らしている』としきりに言うが、この報道が事実であるなら『虚偽情報を撒き散らしているのは一体どちらだ』と問わざるを得ない」と指摘。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年4月28日