最近、米政府の新型コロナウイルス対策への疑問の声が米社会各界で高まっていることについて、中国外交部(外務省)の耿爽報道官は27日「我々は米政府が自国民と国際社会の懸念に速やかに対応することを希望する」と述べた。
耿報道官は「最近米国内では米政府が感染症に速やかかつ効果的に対応できているか否か疑問を呈し、懸念する声が少なくない。これには感染症が最初に米国で出現したのはいつなのか、米政府は何を隠蔽しているのか、他の国や国際組織への責任転嫁を焦るのはなぜなのかも含まれる。こうした問題において、我々は米政府が自国民と国際社会の懸念に速やかに対応することを希望する」と指摘。
「感染症は人類共通の敵であり、中国の国民も米国の国民も被害者だ。国際社会は団結・協力して初めて、感染症と戦い、勝利することができる。我々は米側が公開性と透明性及び責任ある姿勢に基づき、効果的な措置をしっかりと講じて自国民の生命の安全と身体の健康を守り、国際社会と共に世界の公衆衛生上の安全をしっかりと守ることを希望する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年4月28日