米国の元駐中国大使「米側の反中論調はマッカーシズムの時代のよう」

米国のボーカス元駐中国大使はこのほど「米国政府には現在反中的論調が溢れている。まるでマッカーシズムの時代に回帰したかのようだ」と述べた。新華社が伝えた。

ボーカス氏は米CNNのインタビューに「米政府の反中的言論は非常に行き過ぎたものだ。米国はジョセフ・マッカーシー氏が米国務省で共産主義を批判し、政治的迫害を行っていた時代に似た状況に足を踏み入れている。多くの米国人は中国を非難することが無責任だと知っているが、声を上げる勇気がない。この現状が続けば、米側はその代償を支払うことになる」と述べた。

また「現在の状況は非常に危険だ。原因の一部は米政府が新型コロナウイルス感染症が経済に影響を与えている状況が良くないことを認識しているため、視線をそらさせて中国を非難する必要があるからだ」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2020年5月14日