習近平国家主席は8日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行った。新華社が伝えた。
習主席は「国際情勢の変化は速く、中露が包括的で戦略的な協力パートナーとして、戦略面の意思疎通と協力を緊密化することが大変必要だ。中国側はロシア側と引き続き揺るぎなく互いを支持し合い、外部からの干渉と破壊に反対し、各々の主権・安全・発展上の利益をしっかりと守り、共通利益をしっかりと守りたい」と表明。
「中露は新型コロナウイルスの感染状況が最も深刻な時期に互いに支持し合い、助け合い、新時代の中露関係を拡充した。双方は比較的長期間の感染症対策をしっかりと行うと同時に、柔軟で多様な方法を検討し、講じて、各分野の協力を推進し、企業活動の再開を加速する必要がある。科学技術革新年を契機に、ハイテク、ワクチン及び治療薬の開発、バイオセーフティ等の分野での協力を強化し、中露関係をさらに高い水準へと押し上げ、各自の発展に助力し、両国民により良く幸福をもたらす必要がある。中国側はロシア側と国連など多国間の枠組みでの調整と協力を緊密化し、多国間主義を守り、覇権主義や一方的行動に反対し、国際的な公平と正義を共に守り、グローバル・ガバナンスの整備と人類運命共同体の構築推進のために一層の貢献をしたい」と強調した。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年7月9日