国防部(国防省)の任国強報道官は9日、南中国海での中国の軍事演習に対する米国防総省の非難について記者の質問に答えた。
任報道官は「米国防総省は事実を顧みず、白黒をさかさまにし、地域の国々の関係に水を差し、そこから漁夫の利を得ようと愚かにも企んだ。我々はこれに強い不満と断固たる反対を表明する」と述べた。
任報道官は「このほど中国軍は中国の西沙(英語名パラセル)諸島海域で軍事訓練を実施した。中国側はすでに6月27日に対外的に情報を発表した。これは年次訓練計画内の通常の手配であり、中国軍の海上防衛能力を効果的に高め、国家の主権と安全を断固として守り、地域の平和と安定を維持することが目的だ。訓練はいかなる特定の国や目標も標的にしていない。米国防総省は事実を顧みず、白黒をさかさまにし、地域の国々の関係に水を差し、そこから漁夫の利を得ようと愚かにも企んだ。我々はこれに強い不満と断固たる反対を表明する」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年7月10日