中国応急管理部(省)によると、本格的な出水期に入った6月1日以来、江西、安徽、湖北、湖南、広西、貴州、広東、重慶、四川など27省(自治区・直轄市)が洪水・冠水被害に見舞われ、住民延べ4552万3千人が被災、死者・行方不明者は142人、倒壊家屋は3万5千棟、直接的な経済損害は1160億5千万元(約1兆8千億円)にそれぞれ達した。現在、長江中流・下流および淮河上流・中流のほとんどの河川では、水位が警戒水位を上回ったままで、洪水防止は極めて困難かつ重い任務となっている。また、降雨エリアが北上して猛烈な雨が増えるにつれて、黄河・海河流域も深刻な増水に見舞われる可能性が高い。人民日報の微博(ウェイボー)公式アカウントが伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年7月23日