7月21日、三峡ターミナルのゲートが開かれ放流される様子(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。
7月21日午前8時、三峡ダムへの流入量は毎秒3万立方メートルまで減り、「長江2020年第2号洪水」のピークは無事、三峡ダムを通過した。今回の洪水において、三峡ダムは計107億立方メートルもの水をせき止め、洪水ピーク流量低減率は最大で46.7%にも達した。長江上流流域の多くのエリアにおける豪雨と洪水が重なった影響で、長江第2号洪水は7月17日午前10時に三峡ダムに到達し、18日午前8時のピーク時には毎秒6万1千立方メートルに達し、1998年の洪水最大ピークの6万3300立方メートルに迫った。今回の洪水ピークは18時間にわたり、三峡ダムにとっては今年の出水期に入って最大規模の洪水となった。(編集TG)
「人民網日本語版」2020年7月22日