身体障がい者にも配慮した木造の交流施設(写真著作権は東方ICが所有のため転載禁止)。
四川省成都市玉林三巷の突き当りに、広く取られた透明なガラス窓と白いアーチ形のテント張りの屋根が印象的で、木材本来の色を活かして建てられた小さな建物がある。この建物はネット上で人気が急騰、多くの若者が写真撮影に訪れている。路地の奥に隠れ家のようにして建てられたこの建物は、玉林地区がコミュニティに住む障がい者のために特別にデザインした交流スペース。住民がくつろげる「新しいスポット」を提供すると同時に、「身体障がい者コミュニティのための交流スペース」として建てたものだ。玉林東路コミュニティの職員は、「誰でもここに来てコーヒーを飲み、お喋りし、写真を撮影することができる」と話す。特に注目すべきは、身体に障がいをもつ人に配慮するという全体原則に基づいて設計されている点だ。細かなところにまで障がいを持つ人が通行・休憩しやすい装置が設置されており、彼らが生活を十分楽しめるような空間やシーンも提供している」と話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年8月12日