上海、新型コロナの輸入症例確認相次ぐ 関連路線に「一時停止措置」発動

人民網日本語版 2020年08月10日16:24

上海市衛生健康委員会の公式微博(ウェイボー)アカウントによると、最近、中国に到着した一部の国際便の搭乗者から、新型コロナウイルスの輸入症例が相次いで確認されたのを受け、上海市新型コロナウイルス対策指導グループ弁公室は、「今後、全プロセスのクローズド・ループ管理のほか、各種健康管理対策を一層厳格に実施する」と発表した。民用航空当局はマニュアルに基づき、関連の路線に対して「一時停止措置(PCR検査の結果、同一路線における各便で陽性の搭乗客が合計5人に達した場合、その路線を1週間の運航停止、10人に達した場合4週間の運航停止とするもの)」を発動した。中国新聞網が報じた。

上海市は今後、新型コロナウイルス感染者の疫学調査と、隔離が必要な人の洗い出しを厳格に実施し、感染者の治療を強化するほか、専門家グループを立ち上げて、各航空路線のリスク評価を展開する。また、上海市の外国企業における新型コロナウイルス対策を強化し、企業主体責任の履行を求め、外国企業の従業員に対する健康管理を強化する。そして、中国に向かう国際線の搭乗時管理・コントロール対策を強化し、搭乗前の検疫、有効なPCR検査陰性証明のチェックを強化する。(編集KN)

「人民網日本語版」2020年8月10日

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