上海税関は26日、「第3回中国国際輸入博覧会(CIIE2020)」で展示される88カラットの最高級ブラックダイヤモンドが仏パリから上海に到着し、同日のうちに税関手続が完了して、ほどなく輸入博の会場で市民に公開されることを明らかにした。この88カラットダイヤは、57の切断面があるブラックダイヤモンドで、中世ヨーロッパの貴族コルロフ家が所有していたことから「コルロフ」と名付けられ、世界最高のブラックダイヤモンド5粒のうちの1粒に選ばれた。その後、仏ジュエリーブランド・コルロフに代々伝えられるジュエリーとなり、長い間、公開・展示されることはほとんどなかった。現在の相場は3700万ドル(約39億円)と見積もられている。新華網が報じた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年10月27日