米高官が台湾地区といわゆる「経済対話」を開催するとの報道について、中国外交部(外務省)の汪文斌報道官は11日の定例記者会見で「中国側は米国と台湾地区の公的交流に一貫して断固反対している」と指摘したうえで、台湾地区との実質的関係の格上げを止めるよう米側に促した。
汪報道官は「中国側は米国と台湾地区の公的交流に一貫して断固反対している。我々は米側に対して、中米関係及び台湾海峡の平和・安定を深刻に損なうことのないよう、『一つの中国』原則と中米間の3つの共同コミュニケの規定を厳守し、台湾地区とのいかなる形の公的交流・接触も止め、台湾地区との実質的関係の格上げを止め、台湾地区関連の問題を慎重かつ適切に扱い、『台湾独立』勢力にいかなる誤ったメッセージも発さぬよう促す」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年11月12日