「湖北コールドチェーン」プラットフォーム画面。
湖北省は12月10日、輸入コールドチェーン食品情報追跡プラットフォーム「湖北コールドチェーン」をリリースし、インターネットサービス大手・阿里巴巴(アリババ)集団とその傘下のアント・チェーン技術を利用して、食品流通の全プロセスのトレーサビリティを試みる。湖北省において、スマホ微信(WeChat)またはアリペイ(支付宝)でミニプログラム「湖北コールドチェーン」のQRコードをスキャンするだけで、輸入コールドチェーン食品の「身分証」にあたる情報および流通段階で接触した人物やモノの情報を得ることができる。
「湖北コールドチェーン」プラットフォーム画面。
同プラットフォームの運用によって、輸入コールドチェーン食品が湖北省に入る最初の窓口から始まり、商品・倉庫・輸送車・輸送担当者全プロセスの精確な管理を実現しており、「海の底に落ちた一本の針をすくい上げる」ような追跡調査を回避することができる。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年12月15日