広西壮(チワン)族自治区南寧市のあるペット関連施設で4月1日、李誠宗さんがペット墓園の掃除をしていた。台湾地区台北市から南寧市に移り住んで長い李誠宗さんと妻の朱継紅さんはこの地でペット関連施設を経営し、ペットの預かりや訓練、葬儀といったサービスを提供している。李誠宗さんは以前、飼っていたペットを亡くした時に、ペットの葬儀の仕事をしたいという考えが芽生えたという。そして2015年にペット葬儀サービスを立ち上げ、現在までに数多くのペットの旅立ちをサポートしてきた。現在ではすでに様々なペット葬儀のオーダーメイドサービスを打ち出しており、ペット仏堂やペット霊堂、ペット墓園などの施設のほか、カスタマイズサービスも提供することで、飼い主たちに様々な選択肢を提供しているほか、中国全土のペット葬儀サービスを設けているペットショップと共に協会を立ち上げ、業界の規範作りを進めている。朱継紅さんは、「ペットの葬儀は、飼い主にとってペットに対する思いの延長。たとえ小さな命であったとしても、最大限尊厳ある安らかな眠りを必要としている」と話した。中国新聞網が伝えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2021年4月2日