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「人類の貧困削減における中国の実践」白書発表 中国の経験と手法を共有

 2021年04月06日14:45

国務院新聞弁公室は6日、「人類の貧困削減における中国の実践」白書を発表した。絶対的貧困の根絶という中国の歩みを記録し、人類の貧困削減における中国の探索と実践を紹介し、貧困脱却支援における中国の経験と手法を共有するものだ。

白書は中国の貧困削減の経験を主として次のように総括した。▽人民中心を堅持した▽国政運営において貧困削減を突出した位置に据えた▽発展によって貧困を解消した▽実情に立脚して貧困削減のプロセスを推進した▽貧困層に主体的役割を発揮させた▽各方面の力を集めて強大な相乗効果を生んだ。

また白書は、「中国共産党は人民を指導して革命の勝利を奪取し、新中国を樹立し、国家富強・人民富裕の実現という全く新たな道程を開いた。改革開放は中国の発展を極めて大きく促進し、中国の貧困削減プロセスの推進が加速された。中国の発展は新時代に入り、中国の貧困削減は貧困脱却の難関攻略という歴史的な新段階に入った。中国共産党の第18回党大会以来、8年間の継続的奮闘を経て、中国は期限通り2020年末までに新時代における貧困脱却の難関攻略の目標と課題を達成した」と指摘。

さらに、「世界人口の5分の1近くを占める中国が絶対的貧困を全面的に解消し、国連『持続可能な開発のための2030アジェンダ』における貧困削減目標を10年前倒しで達成したことは、中華民族の発展の歴史において一里塚的意義を持つ大きな出来事であるのみならず、人類の貧困削減の歴史、ひいては人類の発展の歴史における大きな出来事でもあり、全世界の貧困削減事業の発展及び人類の発展と進歩に重大な貢献を果たした」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年4月6日 

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