国務院台湾事務弁公室「台湾同胞の大陸製ワクチン早期使用に助力」

 2021年05月25日16:26

国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は24日、台湾地区の新型コロナウイルス感染状況について記者の質問に答えた。

【記者】台湾地区では最近、新型コロナウイルスの感染状況が日増しに深刻化しており、ワクチン不足などの問題が注目されている。台湾地区内の一部有力者は以前、大陸から新型コロナウイルスワクチンを入手することを繰り返し主張した。国務院台湾事務弁公室報道官は5月17日、「最大限の努力を尽くして、多くの台湾同胞ができるだけ早く新型コロナ感染症に打ち勝つ手助けをしたい」と表明した。大陸側はどのような具体的支援が可能か?

【朱報道官】現在台湾地区で新型コロナ感染症が猛威を振るい、多くの台湾同胞の命と健康の安全が脅かされていることを、我々は大変憂慮している。我々は最大限の努力を尽くして、台湾同胞が感染防止・抑制を強化し、できるだけ早期に新型コロナ感染症に打ち勝つ手助けをしたいと、繰り返し述べてきた。台湾地区内の日増しに厳しくなる感染状況及び台湾同胞が耐え続けている防疫面での負担を前に、台湾地区内のいくつかの団体や有力者は大陸製ワクチンの調達を訴え続けている。我々の姿勢は非常に明確だ。迅速に手配して、台湾同胞ができるだけ早く大陸製ワクチンを使用できるようにしたい。必要があれば、我々は感染対策の専門家を台湾地区に派遣して、台湾地区の医療・衛生関係者と新型コロナ感染症との闘いにおけるノウハウを共有し、防疫面のアドバイスをすることも積極的に検討したい。台湾地区の感染状況が日増しに厳しくなっている中、多くの台湾同胞の命の安全と健康及び幸福を優先して、最大限の努力を尽くして台湾同胞ができるだけ早く難関を乗り越え、通常の生活を取り戻すことができるようにしなければならない。民進党当局は台湾同胞の新型コロナ感染症との闘いへの大陸の助力に対する様々な中傷やイメージ毀損を直ちに止め、適切な行動を講じて人為的障害を取り除き、台湾同胞の命と健康、利益と幸福ができるだけ早くあるべき保障を得られるようにする必要がある。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年5月25日

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