上海虹橋駅の様子。
中国鉄路上海局集団は25日午後11時、「台風6号『インファ』による影響を踏まえ、市民の生命と財産の安全および鉄道輸送の安全を保障するため、鉄道部門は、26日は終日、一部路線における高速鉄道の運行を休止することとする」と発表した。運休となる路線は、京滬(北京―上海)高速鉄道の上海―南京区間(南京南は対象外)、滬寧(上海―南京)城際(都市間)鉄道の丹陽-上海区間、滬杭(上海-杭州)高速鉄道、寧杭(南京―杭州)高速鉄道、滬蘇(上海―蘇州)通鉄道(南通ターミナルは対象外)、合杭(合肥―杭州)高速鉄道の杭州東-宣城区間(宣城は対象外)、杭黄(杭州―黄山)高速鉄道。
また、7月26日と27日の両日も引き続き運休を予定しているのは、杭深(杭州-深セン)鉄道の寧波-温州区間、蕭甬(杭州―寧波)鉄道、金千(金華―千島湖)鉄道、金台(金華―台州)鉄道。また26日のみの運休を予定しているのは、杭甬(杭州―寧波)高速鉄道、金山(上海市内―金山区)鉄道。26日から28日までの運休を予定しているのは、金温(金華―温州)鉄道、衢九(衢州―九江)鉄道、衢寧(衢州-寧徳)鉄道、宣杭(宣城―杭州)鉄道、皖贛(蕪湖-貴渓)鉄道となっている。
鉄道部門は今後も台風の進路に一層の注意を払い、風速や雨量、災害の危険性などの実情と照らし合わせ、各列車の運行プランについて随時柔軟性をもって調整し、旅客の安全な列車利用を確保するとしている。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年7月26日